出会い目的で利用されるSNS
出会いこそSNSの本質?
SNSとはソーシャルネットワーキングサービス(またはシステム)の略称である事はもはや有名だが、そのSNSがいったい何を目的としたものなのかまではあまり深く考えて居ないのが典型的な日本人である。
近年、日本国内で大手と言えばmixiやモバゲー、GREEと言ったサイト達が挙げられるが例外なくコレらのサービスは出会い目的の場として利用されているのはどうしようにも覆すことのできない現実である事は間違いない。だがしかしSNSの本来の目的とは「インターネットを利用しての価値ある人間関係の構築」であることから出会い目的での利用はあながち見当違いと言う訳ではないのかもしれない。
SNSはその特性上、初めから性的な関係になる事を目的に新規登録する者は現在増加傾向にある。特に18歳未満で登録する事が可能なSNS(勘違いされがちだがSNSは18歳以下に禁止はされている訳ではない)などでは年下の異性との出会いを求めて悪質なユーザなどが登録し犯罪被害などのトラブルに巻き込まれる場合もある。
出会いの釣り堀状態
ちなみに携帯向けのソーシャルゲームで人気のモバゲータウンでは当時そのサイトの方向性から女子高生や女子中学生などのティーンに大人気で出会い目的で登録した人にとってはまさに入れ食い状態の釣り堀と化していたが2007年11月に起こった殺人事件などをきっかけに健全化への取り組みと監視体制が強化され13歳以下のユーザーはミニメールの使用ができなくなり18歳未満かつ13歳以上のユーザーについては年齢が±2歳の場合に限りミニメールがやり取りできる仕様へと変更された。
その他にも1サイトとしては日本最大級の450人体制で東京と新潟のCSセンターから常にサイトのやりとりを監視をしている。もし仮にモバパト(モバゲーパトロールの略)に発覚した場合は強制退会などのペナルティが待っている。
ちなみに強制退会になった場合は再度モバゲーに登録する事ができなくなるためドコモの場合はSIMカードを一度折るなどして破壊後ショップで交換してもらいauの場合はショップの店員さんに「荒らしと勘違いされたのかサイトにアクセスできなくなってしまったのでEZ番号を変更したいんです」などと口八丁で乗り切り番号を変更してもらうとモバゲーに再度登録できるようになる。
SNSの歴史とは
ソーシャルネットワーキング理論の起源としてよく挙げられるものに「六次の隔たり」と言うものがある。
コレはスタンレー・ミルグラムが行った実験を裏付けに世界に広く広まった理論で、比較的に人数の少ない人間を通じて世界に干渉する「スモール・ワールド現象」の一例でこの仮説こそがSNSなどのネットワークサービスお下地となっている。
この六次の隔たりを簡単に説明すると沢山の知り合いを欲しがっている人物Aさんが仮にBからFまでの6人の友人を作ったとします、そこからB、C、D、E、Fそれぞれの重複しない44人の友達をAさんに紹介しそこから更にその44人がそれぞれ重複しない友人をAさんに紹介した場合にAさんの紹介される友人は44の6乗つまり44×44×44×44×44×44となりその数は7256313856人と言う事になり地球の総人口と言われる6453581351人を上回る事になる。
もしこの紹介する人数が23人の場合は23×23×23×23×23×23で23の6乗となり148035889人の人間とAさんは知り合いになれるという事になる。ちなみに日本の総人口は127055025人なのでAさんは日本の全ての人と知り合いになれる計算になる。
SNSの現状
日本国内の場合に限って言えば大手のSNSサイトはWEB日記のサイトやインターネットコミュニティ等の機能を巧みに取り込み、ブラウザーゲームなどのソーシャルゲームと時事のニュース記事を取り扱う事である種の巨大ポータルサイトとしての機能を果たしている場合が多い。
一方で韓国での場合はサイワールドが圧倒的な人気で登録者数は単純計算で韓国の総人口の約3分の1が利用している数にまでなっている。数年前に一時的に話題になったSecond Lifeなどのようなバーチャル空間タイプのSNSも急成長を見せ、日本では長く続かなかったSecond Lifeだがアメーバなどはアメーバピグなどがアバターと組み合わせ人気になっている(そもそも日本ではSecond Lifeのようなリアル志向のモデリングは好まれない傾向にある)その他にはTwitterなども急速に人気を伸ばしその匿名性と手軽さから日々世界的に広がっている。